オフロード初心者がブロックタイヤAC10を履いて林道を走ってきた感想

こんにちは。ぼっちバイカーです。

ちょっと前にブロックタイヤに履き替えたことを書きましたがオフロードを走った時のインプレを書こうかと思います。

初心者が解説するオフロードバイクのタイヤ交換【交換編】

お世話になっている同じ690に乗っている しょう さんとそのお仲間さんたちと秩父とか飯能とかそのあたりで林道遊びしてきましたのでそのレポと合わせてどうぞ(行ってきたのは二週間以上前だったり・・・)

なお、お仲間さんのうちの一人はオフロードバイクを新たに購入されたということでした。

何かと思えば250ccの2ストのレーサーバイク。外車。KTMでもハスクバーナでもありません!

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Beta RR-2T

Beta(ベータ)はイタリアのバイクで”トライアル”,”エンデューロ””モタード”のバイクを作っているメーカーです。僕はこのメーカーを知ったのはオフロードバイク始めてからでしたね・・・。

ハスクバーナも日本ではあまり知られていませんが、Betaは更にマニアックなんじゃないでしょうか。(個人的オフロードマニアック四天王には他にガスガスとフサベルそしてシェルコがいます)

KTMに乗っているなんて言ってもオフロード乗りからしたら普通な気がしてきました。。。

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お仲間さんのベータ

写真だとDucatiとかと同じく情熱的なイタリアンレッドだと感じましたが実際にはビタミンレッドっていうか、アセロラドリンクの赤に似ていましたね!

なんにせよかっこいいです・・・。

みなさんお上手なのでスタート後コーナー2つ曲がった頃には砂埃だけが見えている状態。僕は安定した林道遅いマンでしたが逆に自分のペースで楽しく走れました!

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オフタイヤもいい感じ

フラットダートだけでなく軽いアタックや結構急な坂道やガレ場なども探索し、なかなか楽しい山遊びでした。アタックに失敗して転んだり、ドロドロの地面にタイヤを持っていかれて転んだりとバイクをバタバタ倒しちゃいましたが怪我がなかったのでOK!

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ドロドロの壁に埋まりミラーも明後日の方向へ……。

……

急斜面を登る際の一幕。

アクセル開けすぎてバイクがまくれてしまわないよう前の方に座って頑張って慎重にアクセルを開けて見るもののタイヤがスリップしてしまいハマってしまいました。助けに来てくださったBeta乗りの方から

「こういう時はなるべく後ろ(リアタイヤの上くらい)に座ってあげた方がタイヤのトラクションが増えていいよ。さらにアクセルも一気に開けた方がタイヤがスリップしないよ」

と教えてくださりました!言われた通りうまくできず皆さんには何度も助けてもらってしまいましたがなんとか急斜面も上り切れました!!

なんていうか達成感がすごかった…。

ということでいつものガバガバ動画ですが適当にまとめてみました。「うわっ」とか声入ってて耳障りですみません////

20160321山遊び

フラットダート、アタック失敗、ガレ場、舗装路等いろいろ走りました。

タイヤのインプレ?

※オフロード初心者が初めて本格的なタイヤを履いてみた感想ですので個人差があるかもしれません。

上を見ればもっとブロックが高かったり性能がいいブロックタイヤは山ほどあると思いますが、今回履いたタイヤも十分使えるオフロードタイヤです。

KTM 690 ENDURO R標準のタイヤであるメッツラーのサハラ3はデュアルパーパスタイヤでも比較的オンロード向けのタイヤでオフロードではよく滑ると評判でしたが、今回ブロックタイヤを履いてその意味がわかりました。

  • すべらない!
  • 止まる!
  • スピード出ても安定感がある!

これに尽きます。

すべらない!

すべらないというのはドロドロの道やちょっと横に斜面がある道での話。いままではスーっと滑っていたであろうどろでも比較的頑張って耐えてくれるので恐怖感がなく走行することができました。どろや地面をブロックが掴んでくれている証拠ですね。

上記で書いた急斜面でもここまで頑張れたのはタイヤのおかげだと思います。急斜面ではベテラン臭が漂うセロー乗りの方(ステッカーベタベタ、蛍光黄色のジャンパー、白いジェッヘル)が「690ccで来る場所じゃないよここ笑」と言われていたので割と大変な坂だったと思いますが、持ち前のパワーでグイグイと坂を登ってくれました。

また下りの斜面でも前輪が行きたい方向へすべらないで走ってくれるので、いままでみたいにズルズル滑ることがなくなりました。(滑るんじゃないかという恐怖感はまだあります)

止まる!

これが今回ぼくが一番メリットを感じたことです。いままで止まる時はかなり慎重にブレーキをかけないとすぐにズサーといってしまいました。それが多少ラフにブレーキをかけてもすっと止まってくれます。

これは下り坂でも安心して走れますし、何より「すぐに止まれる」という安心感があるので自分の限界速度が上がりました。

スピードが出ても安定感がある!

これは「すべらない」「止まる」があるからこそですが、多少がれた道でもいままでよりバイクが暴れずに走ってくれました。これは自分の勝手な感覚かもしれません。

舗装路ではどうだった?

200kmくらい走りましたが、舗装路での性能は確実に落ちましたね。間違っても街乗りで急加速急停止はしたくありません。が、もともとそんな運転しないので特に支障はないです。試しに強めにブレーキをかけるとすぐに「コー、コー、コー」とABSがフル作用しつつタイヤが滑ります。フロントも同様。

峠についてももともと自分は下手くそで法定速度くらいでしか走れないためか、特に違いは感じませんでした。(え・・・)

今まで通り気をつけて走っていれば問題ない気がします。

一人の時はこれで問題ないと思いますが、オンロード主体のツーリングに参加することになった場合、ブロックタイヤについてメンバーに伝える必要がありそうですし、走っていてもタイヤの磨耗が気になって純粋に楽しめなそうな気がしています。タイヤをどうするかはまだ落とし所がついていないのでこれからも悩んでいくことでしょう。

モタードホイールゲットなんてのも一つの可能性です。

KTM 690 ENDURO Rをモタード化

 


ということで、やっぱりブロックタイヤを履くとダートでは確実に楽しく遊ぶことができます。まだまだ経験値が少ないのであれですが、いわゆる本格的な「ブロックタイヤ」を経験することができましたのでしばらくはこれで走ってみて次のタイヤを決めていきたいなぁと思います。

こんな感じ。

GN06363 CROSS AC10 R 110/100-18 M/C 64R TT
iDECA(イデカ)
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