こんにちは。ぼっちバイカーです。
前回の記事でKTMパワーパーツのマフラーであるREMUS(レムス)スリップオンサイレンサーをオークションで安く購入することが出来たと書きましたが、その続きです!マフラーについて色々書きました。
正直マフラー交換は期待以上に楽しくてモチベーションも上がった為、テンション高めでお送りしますよ!
マフラー交換
僕はマフラー(スリップオン含む)交換を今までやったことが無く、ネットでいろいろと作業手順や常識を勉強してみました。
スリップオンなので基本付け替えるだけですが、学んだことは以下です。
- スリップオン?ボルトオン?
スリップオンはサイレンサーだけの交換で、ヘッダーも含む全てだとフルエキです。ボルトオンとは「バイクに加工等しないでネジを使うだけで取り付けられるもの」ということでマフラーだけに使う単語ではありません。今回のマフラーは「スリップオンサイレンサーでボルトオンで取り付けられる」という事になります。パワーパーツなのでそこらへんは安心ですね。 - ガスケットを交換?
マフラー交換の際にはガスケットという密閉するのに使うゴムみたいなやつが必要な場合もあるようです。690君のパーツリストを見るとサイレンサーとヘッダーの間にはガスケットは無い模様。 - 液体ガスケット?!
スプレータイプやクリームタイプのガスケットがあるようで、結合部分に塗って取り付けるとガスケットになる商品。使用すると外れにくくなったりとデメリットも多いのでまずはそのまま付けて排気が漏れるようなら使う事を検討することでOKとのこと。 - 排気漏れしてるか確認する方法は?
素人が排気漏れしているかどうかを知るのにいいのは、サイレンサーの穴にウエスなどをねじ込み排気できないようにさせてあげ、エンジンがストール(停止)すれば漏れていない。ストールせずに結合部分からしゅーっとなるようなら漏れていることになるようです。これは僕でもわかるお手軽な確認方法ですね!
こんな感じです。スリップオンなのでそれほど注意点はないみたい。フルエキだともう少しいろいろありそうです…。
開封の儀
基本的にめんどくさがりなので開封の儀は他のサイトリンクを張って終わりなのですが、今回はご紹介。
昨日家に帰るとこんなものが!ヤフオクなので気長に待っているつもりでしたが即日対応して下さいました。
大きいバイクパーツ購入したこと自体初めてだった為、この時点で既にテンションが高め。
すぐにあけて確認したい衝動を何とか押さえて、平日夜の家族での時間を過ごし子供たちが寝静まるまで待ちます。ちなみに普段はつられて寝てしまうのでかなり頑張って眠気をねじ伏せました。
そして・・・
・・・・
・・・
・・
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サイレンサーとのご対面!うん、テンション上がります。ドキュメントや小さいパーツも袋に入っていました。
サイレンサー以外はこんな感じ。ドキュメントについては取り付けマニュアルと排ガス証明書(EG-GENEHMIGUNG homologation CEE)です。
20ページ程ありビビりましたが多言語対応していた為。ドイツ語・英語・イタリア語・フランス語・スペイン語に対応しています。
マニュアル自体は両面印刷で4ページなので2枚です。ちなみにこのマニュアルはフルエキで交換する手順なので、スリップオン用に読み替える必要がありますね。これなら1時間もあれば終わるな!
排ガス証明書
排ガス証明書とは、簡単に言えば「このマフラーは車検対応のマフラーですよ~」という証明書。これがあればこのマフラーのままで車検を通すことが出来るようです。
ちなみにヨーロッパ製品なのでヨーロッパの排気規格EC(European Commission)に対応していました。e1からe24まであり国毎に番号が違うようです。e4と書かれていますがこれはオランダの認証局にて確認したようですね。なんでオーストリア(e12)じゃないのかな?コスト?
KTMの690でテストした結果が書かれていますね。これがあれば車検はばっちり!
下準備
交換作業前に出来ることはやっとこうという事で、このパーツを汲むことに。
これはサイレンサーを本体に固定するプレートで、ゴムを穴にねじ込んで上下にワッシャーみたいなやつを挿します。
穴が小さくてゴムを手で押しても入らない!先が細長い物で無理矢理ねじ込むよ。
- スプリングワッシャー
- ノーマルワッシャー
の順番でつけます。(常識らしいです…)
事前準備はこんな感じ!
あ、サイレンサー本体の重さも測っておきました。ちなみに、純正のステンレスマフラーは4.9kgでした。
うん結構重い。
ステンレス製なのでチタンほど軽くはありませんね。アクラポは2.1kgらしいですよ?!
翌朝…
普段より2時間程早起きして朝整備。マフラー換装しちゃいました!
基本的には手順通りですので作業手順は省略^^
え、ぼっちさんらしくない、ですって?(^_^;
実は・・・。
動画を頑張って撮影しながら作業をしていたのですが、なんと前後ろ逆で撮影しており、真っ黒な映像を残すポカをやらかしました涙
うーん、寝ぼけていたようですな…。
基本的には取り付けマニュアルを見ながらやれば誰でも出来ますヨ。
ということでiPhoneで撮影した写真でお茶を濁します涙
マフラーを外した図。レムスの方が小ぶりで角が立っててシャープな印象。
取り付け後、横からみた図。純正に見慣れているせいか、違和感がすごい。
一番好きなアングルから。今後は後ろからのアングルも映えそうです!
ウィンカーにも干渉せずなんとか付けることができました!
比較動画
比較動画を撮ってみたのでご参考までに・・・
今までは
「ナ”ナ”ナ”ナ”ナ”ナ”ナ”ナ”」
という感じでしたが、
「トドドドドドドドド」
という感じでしょうか。。。
カメラが拾う音だと、今までマフラーの音が小さいせいでエンジンノイズがメインで聞こえていましたが、マフラーの音が大きくなったことで相対的にエンジンノイズも小さくなっているように感じます。しかし実際に聞くともう少し豊かというか低音が明らかに増えており、動画以上に変化を感じます。
エンジンをかけてからしばらく走りましたが、何かが焼ける匂いが・・・。皮膜か何かかな?
うん、前回の記事でいただいたコメントでもありましたが、このマフラーが付いているだけでテンション上がりますし、バイク愛もさらに高まりました。オフロードバイクなのですぐにこけて傷だらけになること間違い無しですが、なるべく大事に使っていきたいですね。
とりあえずこんな感じ。次の走行が楽しみ!
KTM 690 ENDURO R のカスタムについては以下ページですべて見れます