オフロードバイクのフロントスプロケは小さくした方が良い理由を調べた

こんにちは。ぼっちバイカーです。

金曜日の夜。皆さん充実した花金を過ごされているのでしょうか…。僕は先ほど家についてこの記事を書いています(白目)

スプロケットって何なの?

素人から見たらギアと呼びそうなこのパーツですが以下の図がわかりやすいですね。

http://www.honda.co.jp/study-motor/contents/drivechain_sprocket/kantan-page/image/aicon/drivechain_sprocket-image01.gif
画像はwww.honda.co.jpのページより

フロントスプロケット(ドライブスプロケット)がエンジンに繋がっている部分で、リアタイヤにくっついているのがリアスプロケット(ドリブンスプロケット)ですね。フロントスプロケはエンジンの動力をチェーンに伝えるもの。リアスプロケはチェーンの動力をタイヤに伝えるものってことでしょうかね。ちなみにKTMのマニュアルではフロントが”Engine sprocket”でリアが”Rear Sprocket”と書かれていました。

エンジンの動力をタイヤに伝える仕組みとしてチェーンを使用しないシャフトドライブとかだとこの辺は関係ないのかな?ベルトドライブとかもスプロケってあるのだろうか…。

とりあえず!このスプロケットの歯の枚数によってリアタイヤへのかかり方が変化し、アクセルを開けた時の走行特性を変えることが出来るようです。派の枚数は丁(ちょう?)という単位で表現されます。

スプロケットを変更するとは?

「走行特性を変化するって、具体的にどうなるの?」

と初心者の僕なんかは思ってしまいます。

色々調べましたが以下表がわかりやすかったです。

http://img.bikebros.co.jp/vb_img/kiso/img/parts/01/graph.gif
www.bikebrosの記事より

細かい事はおいておいてようするに、以下から選べばいいんです!

  • 最高速をたくさん増やしたい→フロントを1丁増やす
  • 最高速を少し増やしたい→リアを1丁減らす
  • 加速を沢山増やしたい→フロントを1丁減らす
  • 加速を少し増やしたい→リアを1丁増やす
  • 最高速に全振り→フロント増やす+リア減らす
  • 加速に全振り→フロント減らす+リア増やす

あとはスプロケット変更は「最高速と加速はトレードオフ」という事だけ覚えておけばよさそう。スプロケ変更は銀の弾丸ではなくあくまで調整ってことですね。

もちろん枚数を変更する以外にも、素材を軽い素材にしたりかっこいい色にしたりと見た目や重さ等色々な目的で交換されますが、走行特性が変わるのは一番の醍醐味カナと思います。

フロントスプロケットを変える

タイトルの通りフロントのスプロケを変えようと思っています。具体的には「フロントを1丁落とします」。つまり加速重視にします。

単気筒エンジンは普通、加速があるが最高速が伸びない特性があるようです。しかしKTM690ccのエンジン(通称”LC4″)は逆で低回転域が薄く高回転で加速する特性のエンジンです。ストリートモデルであるDukeやモタードのSMCRなんかではかなり楽しいのかなと思います。ただ林道等あまりエンジンを回さずなるべく低回転のトルクを使って走ろうとする場合、ENDURO Rくんだと「オフが走りにくい」となってしまうのです。

実際、林道の坂道で走り出そうとすると「多少アクセルを回してもなかなか進まずある回転数で一気にタイヤが回り始め今度は空転してしまう」というような事が何度かありました。もちろんタイヤが地面をつかむ回転数に自分が慣れてしまえばいいのかなとも思いますが、オフ車経験が多い方々は総じて「低回転域が薄くて乗りにくい」と言っているので慣れる前に乗りやすくした方がいいかなと思ったのです。

「スプロケット変更では最高速と加速はトレードオフ」ですが、690ccのオフ車では最高速度が多少落ちることはほぼ問題にならないのでデメリットは無いに等しいと言えます。

という事でフロントスプロケットを変更してみることにしましたよ!

部材は全て用意できているので明日頑張って交換してみる予定です。

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続く…。

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