許容リム幅とホイールサイズさえ合えばサイズが違うタイヤもはけることが分かった

こんにちは。ぼっちバイカーです。

通勤中にネットで自分のバイクのタイヤについて調べていると

「純正のタイヤじゃあオフロードでは滑って進まない」
「純正のタイヤじゃあ林道に入っても楽しくない」

等の書き込みを見つけました。

今履いているタイヤはまだまだ持つのだけれどもオフロードをもっと楽しむならオフロード用のタイヤ履きたいなぁ、という野望が最近ふつふつ湧いては消えています。

今履いているのは?

690 Enduro Rの純正で履いているタイヤは メッツラーのサハラ3というタイヤ。

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正式名称は “Enduro 3 Sahara”

実際オンロードでは全く不安はない(そもそもそんな傾けないし乗りこなせていない)ので良いタイヤです。ちなみにネットで見たらフロントが1.1万円。リアは1.6万円。

特に不満はないのだけど確かに林道で坂道発進するのはかなり難しいンだよなぁ(バイクでなく僕自身の腕の方が原因だろう)

バイクのタイヤってどうやって選べばいいの?

そして僕、実はタイヤを選だけ意見が一度もないのです。

今までタイヤの見方すらわからず勉強する気も無かったのでバイク用品店で

「そこらへん、テキトーに見繕ってくんさい」

と店員さんに全てお任せだったのです…。

皆さんはちゃんと選んでいるのですかね!?

ちなみに過去にも調べようとしたことがありましたが以下の図みたいなのを見てそっとWebブラウザを閉じました。

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そもそも字が小さくて読めないんだけど!!

きっと、わざとわかりずらく書いて初心者からお金をだまし取ろうとしているんじゃないかと思ったくらいでした。

バイクタイヤの見方

ぶーぶー言っていないで、ようやく重かった腰を上げて調べてみました。

僕のバイクのフロントタイヤは 90/90-21 らしいです。これを例に意味を調べると

  • 1つめの数字:タイヤ幅
  • 2つめの数字:扁平率
  • 3つめの数字:リム径

らしいです。扁平とか今まで生きてきて使ったことない単語ですし、何でサイズの話をしているのに比率が出てくるのか僕には理解できません。

取り合えず上記3つの数値が一致するタイヤを選ぶことが「自分のバイクで履けるタイヤ」となります。

ただすぐ忘れそうなので、それぞれ意味を調べたところ・・・・。

タイヤ幅

後ろからバイクを見た時の横幅の事です。以下図の赤い線がタイヤ幅です。

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画像はyamahaのVMAXのシュミレーション図より

タイヤ幅が大きい(太い)と地面との接地感が増えて安定するので、アメリカンバイク等の直線を安定して走りたいなら太くすると良いようです。その代り曲がりにくくなる模様。

逆に細いと曲がりやすいけど不安定になる。

でもレースで活躍するSSのタイヤって凄く太い気が…。今回は調べませんでしたがまぁいろいろあるのでしょうね…

とりあえず、太い方がかっこいいってことで。

扁平率

へんぺいりつ と読みます。「どのくらい(球体が)つぶれているか」という事らしいですが、わかるようでわかりません。

タイヤの断面高さ(リムとタイヤの境目からタイヤの端までの長さ)をタイヤ幅で割って100掛けているらしいので、

ようするに「高さと丸み」ってことでいいんじゃないでしょうか。

“率”なので100から0までのレンジがあり、数字が大きいとタイヤが丸く高くなり、少ないと平らで低くなります。

僕は以下画像で一発で理解できました
https://www.tirechain.jp/img/henpeiritu-800.jpg

丸みだけではなく高さも変わる点がポイントですね。

バイクの乗り味はというと、数字が大きいほどタイヤの高さが大きくなるので接地感が無くなりますがその分空気が多くなるので柔らかで乗りやすくなる模様。タイヤの大きさ(タイヤ外径)が変わるのでメーターとの誤差が出てくると思います。丸いとコーナーリングで倒そうとした時(入力?)の反応がよさそうです。

注意点としては扁平率はタイヤの幅や断面高さ によって変わってくるので、単純比較ができないという事ですね。

リム径

これは簡単でわかりやすい。リムの直径をインチで表示しています。

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リムの直径

指定されたサイズ以外を履く事は可能?

僕が今回タイヤについて調べたのは、実はこの疑問が湧いたからです。

「タイヤを指定以外のサイズを履きたい場合にはホイールを付け替えなきゃダメなんじゃないか」

と思っていたのですが、上記を調べるとそうでもないことがわかりますよね。

許容リム幅とホイールサイズさえ合えばサイズが違うタイヤもはけることが分かった

タイヤは上記3つ以外にも色々数値が出ていますが、タイヤが合うかどうかは「リム径(ホイールサイズ)」が関係しています。

そして、タイヤメーカーのページに行くと上記3つ以外に「許容リム幅」という項目があります。

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ミシュランのタイヤの記載

この許容リム幅に入っていれば「タイヤ幅」や「扁平率」は違ってもおそらくリムに嵌めることは可能です。リム幅が違うタイヤを履くためにはホイール交換が必要になるのでしょうね。

なのでタイヤの扁平率を落とせば多少足つきを良く出来るし、かっこいい太いタイヤを履きたい方もリム幅さえ合っていればタイヤ幅の大きいタイヤを履くこともできる。

タイヤ幅や扁平率を変えたときの弊害もある

ただリムに装着できても今度はスイングアームやリンク、リアフェンダーに干渉する可能性がありますね。仮に各パーツに干渉しなかったとしてもタイヤの重さや高さが変わったことで別の箇所に負荷がかかり、想定しない不具合が出る可能性もあります。

メーカー指定のタイヤ数値は設計のプロが高いコストをかけて検証テストをした結果の数値。何もわからない素人の思いつきで変える事はかなり危険で命にもかかわることですのでその辺は自己責任で変える必要があります。

ただ指定以外の選択肢もリスクをとれば可能、という事を知っておくとタイヤ選びにも少しは興味が湧いてきます。

という事で最近は、タイヤの選択肢を広げて色々なタイヤを見てみてはいろいろと妄想している日々です。オフロード用にはモトクロス用という公道では走ってはいけないタイヤなんかもあるみたいですね…。

今日はそんな感じ。

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